令和8年 新年のごあいさつ

新春を迎え、謹んで新年の挨拶を申し上げます。
近年、自然災害が激甚化の一途を辿っており、昨年2月には岩手県大船渡市での火災の発生をうけ、緊急的に県に自然災害に対しての計画的な森林整備に資する林道の必要性を訴えてまいりました。
しかしながら、その直後に県内でも、過去最大級の林野火災が発生し、予測の出来ない災害に対して、我々森林土木事業者は常に防災・減災を意識し、地元住民を支える企業として山地防災パトロール等の地域貢献活動を頻繁に行っていく必要があると改めて認識を強くしたところでございます。
また、会員の声に耳を傾け、様々な機会を捉えて、森林土木の実態・実情について関係機関に訴えていくことは、協会として大事な役割でございますが、今年度も引き続き、林野公共事業関連団体、県等と連携を図りながら、中長期的な視点で森林づくりを確固たるものにしてまいります。
入札不調、資材高騰、山間部の厳しい現場条件に即した設計・積算、若者の入職促進のための環境整備等、森林土木事業が抱える問題は様々ありますが、会員の皆様とともに「選ばれる森林土木」に向け、一丸となって躍進していければと考えております。
最後になりましたが、本年の皆様のご健勝と益々のご発展を心からお祈り申し上げ、新年の挨拶とさせていただきます。
新年のごあいさつ

新年明けましておめでとうございます。
会員の皆様方におかれましては、健やかな新年をお迎えのこととお喜び申し上げます。
また、平素から本県の農林水産行政、とりわけ森林土木事業の推進につきまして、格別な御支援と御協力を賜り、厚くお礼申し上げます。
さて、昨年を振り返りますと、全国各地で大規模な林野火災が多発し、本県では3月に岡山市内で林野火災が発生し隣接する玉野市を含めその焼損面積は486haで、本県に記録が残る昭和40(1965)年以降、最大規模となりました。
焼失した区域内には、今後の豪雨等により土砂が流出し、人家や道路等へ被害を与えるおそれがある箇所が確認され、対策として治山ダム1基を計画し、本年夏の完了に向けて、現在、工事を進めているところです。今後は落石防止対策や焼失地の緑化による森林の機能回復を進め、山地災害の未然防止を図ることとしております。
こうした中、昨年6月には国において、第1次国土強靭化実施中期計画が閣議決定され、激甚・頻発化する気象災害や南海トラフ地震等の対応に向け、山地災害危険地区や重要なインフラ周辺等において、治山施設の整備・強化の実施が示されたところであります。本県においても山地災害危険地区における治山施設の計画的な整備や長寿命化を引き続き推進し、県民の生命と財産を守るため、県土の強靭化を進めてまいります。
また、主伐・再造林や間伐等の森林整備を効率的に行うには、林内路網の幹線となる林道の整備が必要不可欠であります。また、林道は山村地域において重要な生活基盤として利用される一方、災害時には迂回路としての役割も期待されています。このため、新規開設と併せて、既設林道の法面や排水施設等の改良、路面舗装等を実施し、車両通行の安全を確保するとともに、頑丈で災害に強い林道の整備を進めてまいります。
本年も引き続き、森林土木事業の着実な推進に努めてまいりますので、皆様方のより一層の御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げます。
結びになりますが、岡山県森林土木建設協会の益々の御発展と会員皆様方の御健勝、御多幸を祈念いたしまして、新年の御挨拶とさせていただきます。
