会報(活動紹介)

Newsletter(Activity Introduction)
岡山県議会議長及び岡山県農林水産部長への陳情書の提出
2024.08.30

2024年8月29日(木)、当協会の正副会長及び専務理事が久徳議長に陳情書を提出し、その後、予算の安定的な確保から若者等の就業を促進する環境の整備に至る7項目について直接説明を行いました。
また、同日、農林水産部長へも同陳情書を提出し、現況等について懇談してきました。

第41回通常総会
2024.06.10

2024年6月10日(月)、岡山建設会館4階ホールにて通常総会及び表彰式が開催され、議案は全て承認可決されました。
総会資料につきましては、会員専用ページに掲載しています。

令和6年 新年のごあいさつ
2024.01.01

 新年あけましておめでとうございます。会員の皆様方には、お健やかに初春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
 平素から、森林土木事業の推進につきましては、格別のご理解とご支援、ご協力を賜っており厚くお礼申し上げます。

 近年の地球温暖化に伴い、局地的豪雨による自然災害が多発しており、国土の保全や山地災害防止など、森林の持つ公益的機能は益々重要となっています。

 一方、急峻で狭隘、遠隔地といった厳しい施工条件下にある森林土木事業を地域で支える企業として、長時間労働の是正等働き方改革を推し進めながら、担い手を育成・確保し、安定的な経営及び工事の品質確保を図っていくためには、林野公共予算の安定的な確保はもとより、このような厳しい施工実態に見合った設計・積算等を通じて適正な利潤が確保される取組や、適正な工期の設定及び施工時期の平準化、現場の生産性の向上等の取組をさらに進めることが重要となります。

 このため、当協会では、会員の皆様の声を踏まえながら、引き続き様々な機会を捉えて、森林土木事業の現場の実情等について岡山県を始めとする関係行政機関に粘り強く訴えるとともに、厳しい施工実態を反映した適正な利潤が得られる森林土木事業の実現に向けて、今後とも、豊富な実績と高い技術力を有する皆様と一致団結して、安全・安心のまちづくりを推進してまいりたいと思います。

 最後になりましたが、本年一年の会員の皆様のご健勝とご発展、また、無事故・無災害を心よりお祈り申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。

新年のごあいさつ

 新年明けましておめでとうございます。
 会員の皆様方におかれましては、健やかな新年をお迎えのこととお喜び申し上げます。
 また、平素から本県の農林水産行政、とりわけ森林土木事業の推進につきまして、格別な御支援と御協力を賜り、厚くお礼申し上げます。

 さて近年、地球温暖化の影響に伴う気候変動が顕著になる中、線状降水帯等による集中豪雨の頻度が増加し、全国各地で自然災害が頻発・激甚化しております。本県においても、昨年の台風第7号により県北東部の鳥取県境を中心に日雨量500㎜を超える観測史上最大の豪雨となり、林道の路肩崩壊等の被害が多数発生したため、一刻も早い復旧に向けて関係者が一丸となって取り組んでいるところです。その一方、今回かつてない豪雨に見舞われたにも関わらず、大規模な山くずれや土石流による被害はなく、治山事業や林道事業による森林の保全や機能強化の効果や重要性を改めて認識することとなりました。

 皆様も御承知のとおり、森林は水源の涵養をはじめ、洪水や土砂崩れの防止、
心身をリフレッシュさせる等の働きがあり、私たちの暮らしに欠かすことのできないものです。こうした森林機能の発揮に向けて、間伐や再造林等を効率的に行うには、林内路網の基盤となる林道の整備が必要不可欠です。また、林道は山村地域における生活道として、更に災害時には迂回路の役割も期待されています。このため県では、新規開設と併せて、法面保護や舗装、排水施設等の改良工事により、災害に強い林道づくりを推進していく所存です。
 加えて、人家近くの森林では、今後とも治山施設の整備を計画的に実施し、森林の機能を維持・強化することにより山地災害を未然に防止し、県民生活の安全・安心の確保を図ってまいります。

 森林土木工事は山間部の急峻で過酷な条件のもと、皆様の御尽力を賜りながら実施されています。県といたしましても、現場の御意見をお聞きしながら、現場の実状を踏まえた設計・積算に努めてまいりますので、本年も一層の御支援と御協力をお願い申し上げますとともに、岡山県森林土木建設協会の益々の御発展と会員皆様方の御健勝、御多幸を祈念いたしまして、新年の御挨拶とさせていただきます。