令和5年 新年のごあいさつ
新年あけましておめでとうございます。皆様方には、お健やかに初春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
平素から、森林土木事業の推進につきましては、格別のご理解とご支援・ご協力を賜っており厚くお礼申し上げます。
地球温暖化に伴い、局地的豪雨による自然災害が多発しており、国土の保全や山地災害防止など、森林の持つ公益的機能は益々重要となっています。
今後とも、地球環境に配慮した現場管理、若手森林土木従事者の育成等、常に地域貢献活動に努めるとともに、豊富な実績と高い技術力を有する皆様と一致団結して、安全・安心のまちづくりを推進してまいりたいと思いますので、より一層のご支援とご協力をお願い申し上げます。
最後になりましたが、本年の皆様のご健勝と益々のご発展を心からお祈り申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。
新年のごあいさつ
新年明けましておめでとうございます。
会員の皆様方におかれましては、健やかな新年をお迎えのこととお喜び申し上げます。
また、平素から本県の農林水産行政、とりわけ森林土木事業の推進に格別な御支援と御協力を賜っておりますことに厚くお礼申し上げます。
さて、昨年の本県における森林土木関係災害は、7月の梅雨前線の影響で林道施設が数件被災いたしましたが、幸いにも比較的小規模であり、1年を通じて災害の少ない年でありました。一方で、平成30年7月の記録的な豪雨で甚大な被害を受けましたように、梅雨前線や線状降水帯に加え、相次ぐ台風の接近・上陸など、これまで災害の少なかった地域におきましても災害が多発している状況が続いており、災害リスクに備える事前防災・減災対策の推進が重要であります。
こうした中、県では、県政推進の羅針盤である「第3次晴れの国おかやま生き活きプラン」の「防災対策強化プログラム」において、森林の有する山地災害防止機能や水源涵(かん)養機能等を維持・強化するために、山地の崩壊や土石流等の災害発生を抑制する治山施設の整備などを計画的に行い、山地災害の未然防止による県民生活の安全・安心の確保を図ることとしています。
また、林道整備におきましては、林業収益性の向上による林業サイクルの循環を図ることはもとより、災害時における公道の代替路としての利用も期待されていることから、法面や排水施設の改良、縦断勾配の緩和などのほか、路面侵食を防ぐ舗装の実施など、ドライバーファーストの視点から車両の安全な通行に加え、頑丈で被災しにくい林道の整備を推進しています。
さらには、こうした施策の目的を達成するため、ICT建設機械の導入による工事施工なども今後必要になってくると考えており、研修会の開催など貴協会と連携して研究を進めているところです。
本年も引き続き、各種施策の推進に努めてまいる所存でございますので、今後とも、皆様の一層の御支援と御協力を賜りますようお願い申し上げます。
終わりになりますが、岡山県森林土木建設協会の益々の御発展と会員皆様方の御健勝、御多幸を祈念いたしまして、新年の御挨拶とさせていただきます。